脱炭素推進モデル企業の初選定について
カーボンニュートラル実現に向けて、大手企業を中心に脱炭素経営の取り組みは急速に拡大しており、中小企業においても、取引の維持・拡大を図る上で、脱炭素経営の重要性は非常に高まっています。
機構では、令和6年度から脱炭素の取り組みを促進する県内製造業者を「脱炭素推進モデル企業」として選定し、支援を行うことでロールモデルの創出を目指しています。
この度、公募を行い、以下の2社を脱炭素推進モデル企業として選定しましたので、お知らせします。
今後、選定した2社に対し、エネルギー使用に係る現状把握等から削減計画の策定、計画に基づく具体的な取り組みを伴走支援していきます。
(脱炭素推進モデル企業(五十音順))
株式会社サニー・シーリング(都城市)
- 業種 印刷・同関連業
- 企業サイト https://sunnysealing.jp
株式会社モリタ(宮崎市)
- 業種 輸送用機械器具製造業
- 企業サイト http://morita-sun.com
GXの推進に関する連携協定の締結
公益財団法人宮崎県産業振興機構とリコージャパン株式会社宮崎支社は、令和6年4月22日、宮崎県が進める「2050年ゼロカーボン社会づくり」の実現に向けて、県内製造業におけるGX(グリーントランスフォーメーション)の取組を促進することを目的に、連携協定を締結しました。
エネルギー使用状況の分析による温室効果ガス排出量の把握や施設の調査など、GXに関して高度な専門的知識及び技術を有しているリコージャパン株式会社と、中小企業の支援等を通じて、本県産業の振興と活力ある地域社会の形成に寄与することを目的とする当機構で、GXに関する取組を積極的かつ持続的に協力しながら進めてまいります。
左からリコージャパン株式会社宮崎支社長 岡田 哲也様、公益財団法人宮崎県産業振興機構 理事長 丸山 裕太郎
協定の名称
GXの推進に関する連携協定
連携事項
県が選定する企業(脱炭素推進モデル企業)に対し、次に掲げるGXに関する事項について連携して支援を行う。
(1)GHG(温室効果ガス)排出量の現状把握に関すること
(2)GHG排出量削減の目標設定及び計画の策定に関すること
(3)GX人材の育成に関すること
(4)その他、GXの推進に資すること
参考:関連リンク