脱炭素社会に向けたモデル企業育成事業

事業概要

カーボンニュートラル実現に向けて、大手企業を中心に脱炭素経営の取り組みは急速に拡大しており、中小企業においても、取引の維持・拡大を図る上で、脱炭素経営の重要性は非常に高まっています。

令和6年度から当機構では、脱炭素の取り組みを促進する県内製造業者を「脱炭素推進モデル企業」として選定し、エネルギー使用に係る現状把握等から削減計画の策定、計画に基づく具体的な取り組みを伴走支援することで、見本となるロールモデル企業の創出と県内企業への波及を目指しています。

伴走支援では、宮崎県が進める「2050年ゼロカーボン社会づくり」の実現に向けて、県内製造業におけるGX(グリーントランスフォーメーション)の取り組みを促進することを目的に当機構と連携協定を締結したリコージャパン株式会社宮崎支社と協働して支援を行っています。

脱炭素推進モデル企業

令和6年度は3社を選定しました。

株式会社サニー・シーリング(都城市)

・業種 印刷・同関連業
・企業サイト https://sunnysealing.jp

株式会社モリタ(宮崎市)

・業種 輸送用機械器具製造業
・企業サイト http://morita-sun.com

株式会社山洋製作所(宮崎市)

・業種 輸送用機械器具製造業
・企業サイト https://mz-sanyo.co.jp

活動報告

株式会社サニー・シーリング

会社概要、初回訪問について(令和6年9月12日)
事前調査について(令和6年9月27日)
省エネ診断について(令和6年11月22日)
省エネ診断結果報告会について(令和7年1月15日)

株式会社モリタ

会社概要、初回訪問について(令和6年9月11日)
事前調査について(令和6年9月26日ほか)
省エネ診断について(令和6年10月16日)
省エネ診断結果報告会について(令和6年11月28日)

GXの推進に関する連携協定の締結

公益財団法人宮崎県産業振興機構とリコージャパン株式会社宮崎支社は、令和6年4月22日、宮崎県が進める「2050年ゼロカーボン社会づくり」の実現に向けて、県内製造業におけるGX(グリーントランスフォーメーション)の取組を促進することを目的に、連携協定を締結しました。

エネルギー使用状況の分析による温室効果ガス排出量の把握や施設の調査など、GXに関して高度な専門的知識及び技術を有しているリコージャパン株式会社と、中小企業の支援等を通じて、本県産業の振興と活力ある地域社会の形成に寄与することを目的とする当機構で、GXに関する取組を積極的かつ持続的に協力しながら進めてまいります。

左からリコージャパン株式会社宮崎支社長 岡田 哲也様、公益財団法人宮崎県産業振興機構 理事長 丸山 裕太郎

協定の名称

GXの推進に関する連携協定

連携事項

県が選定する企業(脱炭素推進モデル企業)に対し、次に掲げるGXに関する事項について連携して支援を行う。

(1)GHG(温室効果ガス)排出量の現状把握に関すること
(2)GHG排出量削減の目標設定及び計画の策定に関すること
(3)GX人材の育成に関すること
(4)その他、GXの推進に資すること

参考:関連リンク

 

更新日:2025/03/21担当:企業成長促進室
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