フードビジネス相談ステーションでは、年間１，５００件程度の相談を受け付けています。相談内容の内訳をみると最も多いのが「商品開発」で約20％程度を占めています。その後の伴走支援によって発売に至った商品を２件紹介します。
宮崎県産豚本来のクオリティーを、野菜とダシだけでシンプルにお客様に味わっていただくために、接待料理のメニューとして10数年前に提供したのが「だししゃぶ」のスタートでした。今では地元の皆様はもちろん、プロ野球選手、サーファー、料理人など県内外の多くの方に愛されています。ご家庭で手軽に提供できるよう「だししゃぶ」の素を商品化したいとステーションに相談し、ついに完成しました。調味料で誤魔化さない食材本来のポテンシャルをぜひ味わっていただけたらと思います。
（代表 楠 忠親）
「だししゃぶ」の素の商品化に向け、製造委託先とのマッチングやラベル作成などの支援を行いました。店内における料理や飲料の提供に加え、加工品による新たな収入が増えたことにより企業全体の生産性向上につながりました。
（コーディネーター：諏訪園 哲哉）
朱瑠璃
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